前回は「エシカルビジネスとは、【制約と誓約】だと思う」という話を長ったらしく書いてしまいました。
文字数に応じてCo2が発生するとしたら猛省すべき長文でしたが、発生しないらしいので安堵しています。
さて、最近ようやく「エシカル」というワードを普通に耳にするようになってきました。
直訳すると「倫理的な・道徳的な」という意味ですが、ちょっとわかりにくいので最近では「エいきょうをシっかりカんがえル」の略で「エシカル」なんて言ったりもしています。
「便利だから」「安いから」「美味しいから」って理由だけで購入するのではなく、「それを口に入れたら体の中でどうなるのか」「水に流した後にどうなるのか」など、「その先」を考えた消費をすることを「エシカル消費」と言います。
他にも「買い物は投票」という価値観で、「その企業の製品を買うことでその企業を応援することになる。その企業が発展することで世界は良くなるだろうか?」まで考えることもエシカル消費だと個人的に思っています。
正に「エいきょうをシっかりカんがえル」ですね!
では我々ハウスクリーニング業界においての「エシカル」とはなんなのか?
やはり一番わかりやすいのは環境負荷です。
エシカルノーマルでは「一般的なハウスクリーニングからエシカルノーマルに切り替えてもらうことで4つの環境貢献ができる」と、数値を公表しています。
詳しくはこちら
まだまだ発展途上なのであくまで「現時点の数値」ですが、今後さらなる技術革新を目指していく所存でございまする。
そしてエシカルノーマルのクリーニング現場では以下の工夫で4つの環境貢献を実現しています。
どれも特許を取るほどの特別な技術ではありませんが、一見掃除に関係ないアイテムや成分を転用するなど、あらゆる可能性を模索し環境負荷を激減させながら「劇薬と変わらないぐらいピカピカになる」を実現しています。
(この両立が今のところオンリーワン!)
さらにエシカルノーマルではハウスクリーニングの「洗剤・薬剤、手法」だけでなく、お客様のお宅に行く際の移動手段をEV車などのエコカーにする、道具やユニフォームも全てサステナブルなアイテムをリユースで揃えるなど、徹底して「エシカル」にこだわり、「10R」という独自の行動理念を掲げて自分たちに制約をかけ、「全ての消費行動をこれに沿って行います」と社会にそれを誓約しています。
(詳しくは前回のコラムをご覧ください!)
まだまだ名刺1枚、使う言葉、現場での所作に至るまでこだわりが巡らされているのですが、今日これ以上書くと長過ぎて読んでもらえないと思うのでまた次回にしたいと思います。
次回は「ハウスクリーニング業界におけるエシカル、その②「健康配慮」について語ります。 せいぜいお楽しみに!(最後ノットエシカル)